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  • 人は何のために生きるのか

    人はなんのために生きるのか。
    まず前提として、生まれてきたことには、たぶん何の意味もないのだと思う。
    そこに意味を見出そうと頑張っても、ないものはない。
    前提が誤っている議論からは、結局なにも生まれない。

    それでも、私たちはそれを気にしてしまう。
    「意味」を探そうとしてしまう。
    頭が良くなりすぎた人間の、ある種の罪のようなものだ。
    イエス・キリストはこれを原罪と呼んだのだろうと、ふと思う。

    人のために生きるのも良い。
    自分のために生きると決めるのも良い。
    ただし、人のために生きようとしたとき、
    もし人から不要とされたらどうするのか?
    その瞬間、土台は簡単に崩れてしまう。

    一方で、自分のためだけに生きると決めれば、今度は孤立する。
    「自分のため」という言葉は強いようで意外と脆く、支えがなくなったときに揺らぎやすい。

    どちらか一方に寄り切ると、どこかで破綻するのだと思う。

    結局はバランスが重要なのだと思った。
    意味を求めすぎて苦しくなるのも、
    誰かに必要とされることで自分の価値を確かめようとするのも、
    全部、どこか一箇所に比重が寄ってしまっている証拠だ。

    意味が先に与えられていないのだとしたら、
    私たちができるのは「どう意味づけるか」を選び続けることだけだ。
    その意味づけは、他者と自分のどちらかだけで完結するものではない。

    揺れながら、傾きながら、それでも倒れないところを探していく。

    それが生きるという行為に一番近いのではないかと、最近思う。

  • ゲイの老後問題、脆弱さに耐えうるコミュニティとは?

    スマートコントラクトにより解決を図りたい。
    死んだ後も自動で動き続けるシステムである。

    体力の低下、精神の異常、仕事の問題など様々

    特に仲間ではなく、自分の弱みが組織の弱みとなりうる。

    スマートコントラクトで出来ることは多くある。

    例えば、会費をスマートコントラクトで集める。

    家賃や運営費などをスマートコントラクトで捻出する。
    特定のイベントにスマートコントラクトで拠出する。

    日本円にペッグしたステーブルコインのJPYCと、ガス代が安く処理が早いPolygonの組み合わせは、実用的な決済手段となりうる。

  • 自分がなぜ生まれてきたのか?宗教観の話

    自分がなぜ生まれてきたのかを考える。
    きっとそこにはいくつかの側面による考え方がある。

    事象としては、父親と母親の生殖活動の結果であり、
    背景としては、両親や親戚、誰かが望んだから生まれてきたのだろう(違うかもしれないけれど)。

    私は自分が生まれてきた意味はそれ以上でもそれ以下でもないと思っていて、
    こうした『事実』以上に自分が生まれてきた意味について考えることは、
    時間上も精神上もあまり良くないことだと思っている。

    かといって宗教を否定するわけではない。
    きっと世の中に警察もなければコミュニティもなければ、
    何の秩序もなかった時代、宗教は人々をまとめる役割をしていたのだと思うし、
    「故きを温ねて新しきを知る」。
    きっと学びも多いことと思う(山上の垂訓とかはとても人生の学びになる)。